牧場の1日
搾乳から子牛の哺乳、繁殖管理といった多彩な業務を、その日の牛の状態や状況に合わせて進めていく
――それがやんべ牧場の一日です。
毎日の作業には、ただの流れ作業ではない、面白さと発見があります。
ここでは、実際のスケジュールを通じて、私たちの一日がどのように組み立てられているのかご紹介します。
※作業は各担当ごとにシフト制で交代しながら行っています。

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搾乳開始
20頭W(同時に40頭の搾乳が可能)にて搾乳を行います。
安全安心な牛乳を生産するうえで最も重要なことが搾乳時の衛生管理です。
一頭ずつ清拭と消毒を行い、同時に乳房の状態や病変の有無等を確認します。 -
給餌
当牧場では、泌乳期ごとに必要な栄養が異なるためそれぞれに牛群に合わせてTMR(トータル・ミックスド・レーション)を混合し給餌しています。
自家生産のグラスサイレージやコーンサイレージに加え、必要なビタミンやミネラルなども添加します。 -
牛舎清掃
当牧場では、牛舎内が広いため手作業ではなく機械を用いて除糞作業を行っています。
状糞作業を行いながらも牛の動きに気を配り、脚や蹄に異常のある牛がいないか確認します。
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仔牛の哺乳、
健康チェック仔牛は、免疫力が低く、栄養補給と衛生管理には細心の注意が必要です。
必要な量のミルクをしっかり飲めるよう、一頭ずつ哺乳瓶で与えます。
食欲や歩き方、便の状態等を観察し、健康状態をチェックします。
肺炎や下痢などの病変が見つかった場合は直ちに獣医に往診を依頼します。
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繁殖管理
牧場運営で最も重要なことが繁殖管理です。牛乳を安定的に生産するためには、
発情→人工授精→妊娠→乾乳→分娩→発情
というサイクルを規則的に無駄なく繰り返すことが非常に重要です。
850頭の搾乳牛を抱える当牧場では、繁殖成果の向上を目的に、ダブルオブシンク法を導入し、繁殖管理を行っています。
スタッフは、Dairy Comp 305という牛群管理ソフトの情報を元に、ホルモン剤の投与や人工授精を行う対象の牛を見つけ、獣医や人工授精師と連携して繁殖を行います。
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搾乳開始
給餌、牛舎清掃
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仔牛の哺乳、
健康チェック
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夜の搾乳開始
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作業終了